2016年7月21日

導入事例、お客様の声…チラシやDMに効果的な事例紹介とは?

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

事例紹介を掲載してチラシやDMの効果をあげよう

チラシやDMにはキャッチコピーやメインビジュアル写真、オファー、問い合わせ先など様々な要素がありますが、その中でも実績をリアルに伝え、商品やサービスの信頼性を高めるのがユーザーの声や事例紹介です。

インターネット上のユーザーレビューや専門家のレビュー記事などもそうですが、第三者の評価や声があるだけで、消費者は安心して購入に踏み切れます。

また、商品が実際どんなシーンで使われたのか、役立ったのか…という導入事例は、購入する側も売り手側にとっても非常に参考になります。

そこで今回は、チラシやDMに効果的な事例紹介の方法をご紹介したいと思います。

事例掲載の方法1.導入事例

導入事例の紹介は、課題や悩みの提示から商品による解決方法、改善結果までの流れを具体的に掲載し、読み手に具体的なベネフィットや商品イメージを伝えるものです。

事例

上記の導入事例はハガキDMの1コーナーのため非常にシンプルな内容ですが、パンフレットやサイズが大きめのチラシであれば、導入のプロセスに併せて写真やトピックを交えながら事例を具体的に伝えることができます。

事例掲載の方法2.ユーザーインタビュー

ユーザーインタビューは、導入事例をお客様の視点でお伝えする方法です。

解決前の状況から、サービスを知ったキッカケ、選定の理由、導入前の不安を解消した理由、サポート体制、導入後の状況などを時系列で紹介します。

リアリティを持たせるために、メリットだけでなくネガティブな意見も取り入れると良いでしょう。

お客様の名前は仮名であっても、年齢や都道府県程度の住所は載せた方が信ぴょう性が増します。可能であれば写真も載せましょう。

BtoBの場合も同じく、会社名と部署名、担当者のお名前を載せられると尚良いでしょう。

参考:
インタビューの方法、必要な事前準備、流れ、成功の手順とは

事例掲載の方法3.漫画

導入事例

先ほどご紹介した導入事例の課題や悩み、そして商品による解決までの流れを漫画で表します。

親しみやすさをアピールしたいとき、難しい題材や商材についてわかりやすく解説したいときに、漫画を使うとよりわかりやすくなります。

漫画の特徴である連続する絵と吹き出しによるストーリーは、難しい内容をわかりやすく表現することができます。

参考:
パンフやチラシ、マニュアルも漫画化の時代!漫画化のメリット・デメリット

スペースがなければ、1コマのイラストと吹き出しだけでもOK!それだけでも読み手のイマジネーションは上がるはずです。

オリジナル漫画は漫画化伝説

事例掲載の方法4.導入・利用実績

導入件数、利用件数、利用人数

購入側にとって、「導入実績1,000社超!」などの導入件数や利用人数は検討材料の一つです。実績は多ければ多いほど信用に繋がります。

数字はフォントを大きくするなどして目立たせましょう。

ランキング・シェア

シェア

売上などの各種ランキング、競合とのシェア状況も上位であれば載せましょう。

シェアであれば他社との比較がわかりやすいように円グラフにしてみたり、ランキングであれば「◯◯調べ」など調査結果の根拠がわかるように記載したりします。

顧客満足度

顧客満足度アンケートの結果があれば載せてみるのもよいでしょう。

簡単なユーザーの意見を載せるのもおすすめです。

この場合も、「◯◯調べ」など調査結果の根拠がわかるように記載しましょう。

これらの調査結果について、虚偽の内容は絶対にNGです。景表法違反などにも該当するので、気をつけましょう。

参考:信用失墜!誇大、虚偽、二重価格…使っちゃいけない広告禁止用語

事例掲載の方法5.顧客企業のロゴの掲載

これは導入企業のロゴを並べる方法で、BtoBのパンフレットやWebサイトではよくある手法です。

特にネームバリューのある導入企業であれば、「この会社も使用しているのだから品質には問題ない」と読み手は判断し、興味を抱くことになるでしょう。

また、企業自身のブランディングにも繋がります。

チラシやDMに効果的な事例紹介の方法 まとめ

事例はただ載せるだけでは意味がありません。読み手に飽きさせない工夫も大事です。

掲載方法は、商材によってそれぞれ適性があります。

短く端的な方が良い場合もあれば、一つの事例をじっくり紹介するほうが良い場合もあります。

そして、キャッチコピーや見出しはユーザーが抱える悩みや導入後に得られるベネフィットを考えてみましょう。

どうしたら商品がより魅力的に伝わるかを意識して、制作してみてください。