不動産に化粧品…4つの業界に見るDMデザインの特徴

不動産に化粧品…4つの業界に見るDMデザインの特徴

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DMのデザインも業界ごとに違いがある

会社案内やパンフレットには、業界ごとに適したデザインや配色があります。

参考:
ITは青、食品は赤…業界別に見るイメージカラーやデザインとは

チラシだけでなくDMにも、業界ごとのデザインの傾向や配色というものがあります。

企業のコーポレートカラー、CIやBI、VIが浸透しているのは一部の大手企業くらいでしょう。

多くのDMを選別するなか、一瞬で、「これはA社からのDMだな」「これはB社からの請求書だ」「C社からのSALE告知だ」と判断できるのは、企業のCIやVIが浸透し、認知されているからです。

参考:
CI、VI、BIとは?会社ロゴによるブランディング価値を考える

そこで今回は、不動産や化粧品といった4つの業界(商材)を例にDMデザインの特徴をお伝えしたいと思います。

業界別に見るDMデザインの特徴1.不動産

不動産の場合、物件によりますが「上質」「高級」「贅沢」「品位」「権威」というイメージを打ち出すことが多く見られます。

配色は、黒や深い青、金色などを用いて男性的な高級感を出す場合と白や緑を使って女性的な高級感を出す場合などがあります。

また富裕層向け、家族向け、単身女性向け……などターゲットの属性によって、デザインのテイストが変わることもあります。

建物の外観や内観、周辺の自然環境などの写真が多く、人物写真はあまり出てきません。

もし人物写真が出てくるとしたら、「若い夫婦と子供」「若い女性」など、ターゲット像が想像しやすいものになります。

書体(フォント)はターゲットを問わず明朝体が多く使われています。

業界別に見るDMデザインの特徴2.化粧品

化粧品といっても、口紅やファンデーションなどのメイクアップ用品と、化粧水や乳液などの基礎化粧品では、使用されるビジュアルイメージやコピーに大きな違いがあります。

化粧品の場合、シーズンや商品ごとに広告戦略があり、それに基づいたビジュアルがあらかた決まっているため、DMデザインもそれに準拠しているといって良いでしょう。

メイクアップ用品であれば口紅やファンデーションなどの現品をクローズアップする場合もあれば、メイクアップ後の人物写真や目元・口元のクローズアップもあります。

基礎化粧品、メイクアップ用品ともに、どちらも人物写真が使われることが多いですが、薬事法との関係で使う写真には気をつけなければなりません。

薬事法とは「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(昭和三十五年八月十日法律第百四十五号)」とのことです。

薬事法には医薬品、医薬部外品、医療機器、化粧品等、ジャンルによって製品や広告に使用できる表現に細かな決まりがあります。

ちなみに、この薬事法については専門的な知識が必要なため、医薬系專門の広告会社も多く存在します。

書体(フォント)は、商品イメージによりますが明朝体を使って高級感や大人っぽさを出す場合や女性が親しみやすさを感じられる柔らかめの書体を使うことが多いようです。

配色も柔らかいピンクや水色などで、全体的に派手ではありません。一方、効能に関するセールスレターは文字量が多くて余白が少なめで、密度が濃い印象です。

業界別に見るDMデザインの特徴3.健康食品

健康というキーワードが持つイメージや野菜や植物由来の食品が多いせいか、健康食品には緑が使われるイメージが強いです。

分かりやすい例でいうと、グリーンスムージーや青汁でしょうか。

他の食品も、原料となる植物の色に由来した色が多いですね。

ウコンやニンニク、生姜を原料とするものなら、ベージュやブラウンが使われることもありますし、魚や海藻など海に由来するものなら青が多いですし、唐辛子(カプサイシン)が含まれるサプリメントであれば、赤が多いです。

原材料が採れる場所(畑や木の周りなど)のイメージ写真もよく見かけます。

また商品写真はもちろん、「利用者の声」として人物写真が使われることが多いです。

ダイエット補助食品であれば、フィットネス中の人物写真やイラストがよく使用されています。

書体(フォント)は明朝やゴシックどちらも使われています。いずれにしても押しが強いイメージです。

また健康食品も化粧品同様、薬事法で禁止されている表現に気をつけなければいけません。

業界別に見るDMデザインの特徴4.通信教育

通信教育に限らず、教育関連は青系が多いです。

しかし、ターゲットや目的(コンテンツ)により、デザインのテイストに大きな違いが出る分野です。

学習塾などではビッシリ情報が詰め込まれた印象がありますが、通信教育では余白が適度に取られ情報が整理されてスッキリしています。

明朝・ゴシック、どちらが適しているのかはターゲットやコンテンツにより変わります。

趣味や実用講座がメインならゴシックが多いですし、資格取得がメインであれば明朝体でしっかりしたイメージのものになります。

小学生向けの講座なら、児童向けと親御さん向けでテイストが変わります。

不動産に化粧品…4つの業界に見るDMデザインの特徴まとめ

他の業界も知りたいという方は、以下の記事もご覧ください。業界ごとのデザイン傾向はどの印刷物でも基本はほぼ同じと考えてよいでしょう。

参考:
ITは青、食品は赤…業界別に見るイメージカラーやデザインとは

まず、どの業界であっても、ターゲットは誰なのか商品やサービスはどんな特徴があるのか、またDMの目的を確認しながら企画を組み立てることです。

キャンペーンを強調したい場合は、商品が持つVIよりキャンペーンの内容を目立たせることがあります。

もちろん、デザインが良くても反響率が高くなるとは限りません。いろんな要素を確認しながら、お客様の心に刺さるコンテンツを作りましょう。

参考:
DMの反響率を上げる4大要素と5:2:2:1の法則とは

わかりやすく参考になるのは、同業他社のチラシやWebサイトをいくつか見てみることです。ベースカラー、フォント、CI/VI/BI、キャッチコピーや文章などを4〜5つ比較してみましょう。

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