Excelを使ったアンケート集計方法を解説!単一回答・複数回答編

Excelを使ったアンケート集計方法を解説!単一回答・複数回答編

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Excelを使ったアンケートの集計の方法とは

アンケートの集計作業は非常に骨が折れるものです。

回収後、一つ一つの回答結果をExcelなどの表計案ソフトに入力、集計しするだけでなく、グラフなどでわかりやすくまとめなくてはいけません。

最近はインターネット上で集計が行われる手法も増えましたが、環境によってはローデータ(1行に1回答者の回答が表示された、集計や処理がされていない生の回答データの事)しか入手できない場合もあります。

また相変わらず紙のアンケートも健在です。

そこで今回は、選択肢形式の単一回答、複数回答の2種類における、Excelの関数を用いた集計方法をご紹介します。

単一回答の集計

アンケートの選択式の回答形式には大きく分けて、単一回答と複数回答の2種類があります。

まずは単一回答の集計方法をご紹介したいと思います。

単一回答は、選択肢形式で、複数の選択肢から1つだけ回答を選ぶものです。

回答者が、回答しやすい最もポピュラーな形式です。

参考:
顧客・見込み客アンケートに必要な質問とは

単一回答は、Single Answer、略して「SA」とも呼ばれています。

回答データを入力する際は、選択肢の番号を1から始まる整数とし、各整数の件数を数えることで単一回答の集計を行います。

以下のアンケートをサンプルとします。

Q1.商品を知ったキッカケは何ですか?

1.テレビ、2.雑誌、3.新聞、4.ラジオ、5.インターネット(ホームページやSNS)、6.口コミ、7.店頭、8.その他

1.データを用意する

まずは、回答結果の集計データを用意します。上記で説明したとおり、各選択肢は整数で入力されています。

また、サンプル数は全部で300です。

集計1

シート名は「Data」とします。

2.集計表の枠を作成する

別のシート(Aggregate)に、集計表の枠を作成します。

集計2

3.集計用の関数を入力する

集計に使う関数(COUNTIF)を入力し、各選択肢の回答件数を求めます。

COUNTIFは指定した範囲内で、検索条件を満たす数値の個数を求める関数です。

COUNTIF(範囲, 検索条件)となりますので、ここではDataというシート内の「$B$12:$B$311」が検索範囲で、Aggregateというシート内のA2(1)が検索条件となります。

集計3

セルをコピーしたときに、検索範囲がズレないよう「$」をつけて絶対参照とします。

4.セルをコピーする

他の選択肢の回答件数がわかるよう、セルを下の行までコピーします。

集計4

また、一番最後のセルC10にはSUM関数【SUM(C2:C9)】を入力し、合計数を算出します。

5.Rate(割合)を算出する

続いて隣の列に、Rate(割合)を算出する計算式を入力します。

集計5

コピーをしたときに参照元がずれないよう、C10(合計数)は絶対参照とします。

6.セルをコピーする

他の選択肢のRate(割合)も算出できるよう、セルを下までコピーします。

集計

7.SUM関数を入力する

Rate列の最後にSUM関数を入力して完了です。

集計

複数回答の集計

続いては複数回答の集計です。

複数回答は、選択肢形式で、復数の選択肢から複数の回答を選択できるものです。

参考:
顧客・見込み客アンケートに必要な質問とは

複数回答は、Multiplee Answer、略して「MA」とも呼ばれています。

回答データを入力する際は、各選択肢ごとに列を用意し、回答者がその選択肢を選ばなかった場合は0、選んだ場合は1を入力します。

各選択肢の該当者数は、各列の1の数の合計を求めることで集計できます。

以下のアンケートをサンプルとします。

Q1.商品を購入した理由を教えてください。(3つまで回答OK)

1.機能、2.価格、3.デザイン、4.大きさ、5.広告、6.その他

サンプル数は300です。

1.データを用意する

まずは、回答結果の集計データを用意します。上記で説明したとおり、各選択肢ごとに列が用意され、0か1で入力されています。

複数回答

シート名は「Data2」とします。

2.集計表の枠を作成する

別のシート(Aggregate)に、集計表の枠を作成します。

複数回答2

3.集計用の関数を入力する

SUM(INDEX(参照, 行番号, 列番号))という関数を使い、各選択肢ごとの回答件数を求めます。

INDEX関数は、参照範囲の行番号と列番号の交差するセル範囲を指定する関数です。

行番号に0を指定すると、列番号で指定した列全体のセル範囲を指定することになります。

複数回答3

コピーしてもズレないように、参照範囲は絶対参照にします。

4.セルをコピーする

他の選択肢の回答件数がわかるよう、セルを下の行までコピーします。

複数回答

5.Rate(割合)を算出する

母数の300をベースにし、Rate(割合)を算出します。

複数回答5

6.セルをコピーする

他の選択肢のRate(割合)も算出できるよう、セルを下までコピーします。

複数回答

Excelを使ったアンケート集計方法を解説!単一回答・複数回答編 まとめ

アンケートはデータを集めただけでは意味がありません。

集めたデータをどう活用するかが、今後の販促活動や製品開発・サービス開発の鍵となります。

そのためにも、見やすいデータに加工するのは大事な作業になります。

今回、レート(割合)を集計表に追加したのも、レポートの円グラフや棒グラフに応用するためです。

単一回答の場合は円グラフ、複数回答の場合は棒グラフが良いでしょう。

今後は、レポートの書き方やマトリックスや自由回答などの他の集計方法についてもご紹介したいと思っています。

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