取扱説明書、操作説明書等の商品マニュアルの作り方と注意点

取扱説明書、操作説明書等の商品マニュアルの作り方と注意点

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

商品マニュアルはどうやって作るの?

商品のクレームによくあるのが「説明書に(記載が)なかった」という内容です。

単純に顧客の見落としであれば問題ないのですが、そもそも見逃しやすいという時点で不備があります。

このようなトラブルを起こしやすい説明については、ウェイトを太くしたり装飾を施したりするなどして、文字を目立たせる工夫が必要です。

また印刷後に「これが足りない」「追記が必要だった」など気づいてしまってはカバーできないこともあります。

文言や注釈が足りないせいで、トラブルや事故に繋がる可能性があります。

そこで今回は、トラブルを防ぐためにも、取扱説明書や操作説明書などと言われる商品マニュアルの作り方をご紹介したいと思います。

マニュアルの作り方1.基本構成を決める

まずは打ち合わせを行い、製品・サービスの情報に基づき、商品仕様やターゲット、コンテンツ、予算や版型・ページ数などを決めます。

説明する対象の確認

説明を行う対象(商品・サービス)について以下を確認します。

・製品やサービスの概要
・既存製品・サービスとの相違点
・想定市場と市場におけるポジショニング
・できること・できないこと(機能と制限事項)
・想定されるトラブル
・技術仕様

などです。

コンテンツの要件定義

以下のテーマに基づき、マニュアルの目的(コンセプト)とゴールを決めます。

・説明対象ユーザー
・導入(設置や使用前の準備)
・使い方
・閲覧時の動機・目的や周囲の環境・状況
・マニュアル制作の納期や対象言語、製品のバージョン

制作に必要な情報の整理

ユーザーにとって必要な情報だけでなく、法令規定や業界ルールに基づいて記載する情報を収集します。

ユーザーの利用状況(閲覧時の動機・目的や周囲の環境・状況)を踏まえて、どのような種類の情報を用意するべきかを考えます。

マニュアルには機能説明だけでなく、操作説明や利用シーンや制限情報などあらゆる説明が必要です。

マニュアルの作り方2.構成案を作成する

上記で確認した情報をグルーピングしてタイトルを付けます。このタイトルが目次になります。

操作が中心のマニュアルであれば、操作手順やタスクごとに情報を構造化することが適切でしょう。

また、ユーザーの閲覧時の動機・目的や周囲の環境・状況に基づいて、適切なメディア(版型やページ数)を選択することも重要です。

マニュアルの作り方3.基本的なデザイン設計を検討する

基本となるデザイン(デザインフォーマット作成・イラスト作成ルールの策定)を設計します。

可読性や視認性に配慮し、コストとのバランスも考慮しつつ、製品全体のUXへの貢献という視点も必要になるでしょう。

イラストやレイアウトといったビジュアルのわかりやすさも意識しましょう。

マニュアルの作り方4.指示説明書を記載する

指示説明書のライティングは、取扱説明書・操作説明書でもっとも重要な部分です。

機能説明と想定利用状況などから構成される導入情報と、操作指示と確認(行為に対するフィードバック)のセットで構成される操作情報が主な内容になります。

「◯◯ボタンを押すと点滅する」など状況の確認などは漏れやすいので、特に注意しましょう。

指示が多すぎる場合や条件分岐が複雑な場合は、見出しを分割するなどして情報を整理します。

5.注意情報を記載する

禁止事項やできないこと(制限)を、指示を守らないことによって生じるデメリットとともに明記します。

6.トラブル時の対応・困った場合の対応を記載する

トラブルが発生した場合の対策を、症状と原因、対策を明確にして記載します。

エラーや誤動作などトラブルとして仕様で想定している挙動以外にも、ユーザーが陥りそうな問題について「困ったときは」などの見出しを設けてまとめておきます。

7.製造物責任法関係の警告・注意を明記する

製造物責任法(いわゆるPL法)に基づき、ユーザーの身体や財産に危害が及ぶことのないように、警告・注意情報を記載します。

基本的にこの部分は、主に法務部において作成するものなので、ページをあけておくだけにする場合が多いです。

8.索引を作る

目次(タイトル)の要素を五十音順・アルファベット順に並べ替えるだけでは、索引の意味がありません。

本文中には存在しない場合でもユーザーが想起しそうなキーワードを用意したり、同じ情報を複数の言葉から探すことができるようにするなどの工夫が必要です。

取扱説明書、商品マニュアルの作り方 まとめ

商品マニュアルは一般消費者やユーザーが読むものです。

マニュアルが完成したら、製品情報を知らない第三者に一度目を通して理解できるかどうかを確認してもらいましょう。

マニュアルの記載が漏れていたり、間違いがあったりすることで、大きなトラブルになる可能性もあります。製品によっては命に関わったり、訴訟を起こされてしまうことだってあり得るのです。

それだけ大事な制作作業なのです。制作にはユーザーの立場になって、慎重に慎重を重ねて制作していきましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
売り上げUPプロモーション
売り上げUPプロモーション

年間3,000件超の紙媒体・印刷物を制作している弊社が培ってきたノウハウ全てをもって、紙媒体(パンフレット・小冊子・ポスター・DMなど)による販売促進を、弊社ディレクターがサポートいたします。

今なら、無料相談を実施しております。まずはお気軽にご相談ください。

無料相談はこちらから