画素数とは?dpiとは?意外と知らない解像度の基本

画素数とは?dpiとは?意外と知らない解像度の基本

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

解像度とは?

印刷とWebでは使用する画像の解像度が変わる、ということは以前ご紹介しました。

WEBで使う画像は、72dpiの解像度が一般的で、印刷では300dpi~350dpiが一般的です。

dpiとは、dots Per Inchのことで、2.54cm幅にいくつドットを表現できるかを表します。解像度が高いとドットが細かくなり、解像度が低いとドットが粗くなります。

印刷物の解像度は、オフセット印刷の場合、1インチの幅に175本の線が入る175線(300線以上から高精細印刷と呼ばれる)で表現されるため、72dpiより、300~350dpiの方が表現力が高くなります。

つまり、72dpiの設定になっていると、せっかくきれいな印刷データを作成しても、72dpiまでの印刷表現しかできません。

参考:
デザイナーが印刷データ入稿時に見落とす9の基本ポイント

さて、解像度を表す数字に「画素数」「dpi」「ドット」などの用語がありますが、正確に理解していますか?

印刷会社やWeb制作会社の人間やデザイナーと話していると、これらの言葉がよく出てくると思いますが、解釈を間違うと思わぬトラブルに発展したり、修正を求められ納期に影響が出る可能性もあります。

そこで今回は、解像度や画素数、dpiなどについて改めてご紹介したいと思います。

画素とは

多くの人が勘違いしているのですが、画素とは大きさを表す単位ではありません。

画素とは、デジタル画像における色情報を持つ最小単位で、ピクセル(pixel)と同義です。

画素数とは1つの画像を表現するのに使用されるピクセルの総数です。

皆さんがお持ちのデジカメやスマートフォンのカメラの仕様を確認すると「1200万画素」という表記を見かけると思います。これが画素数です。

例えば、縦800px(ピクセル) × 横600px(ピクセル)の画素数は48万画素になります。

これはカメラが撮影できる性能の指標として使用されています。

解像度とは

解像度という言葉は、いろいろな使い方をされているせいか、あまり理解していない人も多いと思います。

まずは相対解像度と絶対解像度について説明したいと思います。

相対解像度とは

相対解像度は、ディスプレイ上の画像データを印刷したり、逆に印刷物などをスキャナーでスキャンする際に使用されます。

冒頭でも説明したWeb画像で使用される72dpiや印刷で使用される300dpiと表される解像度は、「相対解像度」とも言われます。

また解像度を表す「dpi」とは“dot per inch”の略で1インチ(2.54cm)あたりのドット数という意味です。

ドット数について詳細は後述しますが、例えば300dpiならば300ピクセル(ドット)が1インチの大きさに印刷されます。

絶対解像度とは

絶対解像度とはディスプレイ上の画像の大きさをピクセル数で表したものです。画面解像度とも言われています。

例えば、「200px × 200px」と言うような書き方になります。

画像サイズといった方が誤解を生まないかもしれませんね。

こちらはディスプレイの大きさとしても使用されています。

ドット(dot)とは

解像度の話をすると、ピクセルという数字の他に、ドット(dot)という言葉もよく聞きます。

「ドット(dot)」とはパソコンの画面や画像を構成する一点一点のことです。

先ほども言いましたが、解像度を表す「dpi」とは“dot per inch”の略で1インチあたりのドット数という意味です。

1インチとは2.54㎝のことで、印刷で使われる300dpiというのは、1インチ(2.54cm)あたり300ドットで描かれているという事になります。

印刷されるサイズ(実寸)は同じでも、300dpiと72dpiではドットの数が多い分、300dpiのほうがよりなめらかでキレイな写真になります。

また、印刷されるサイズ(実寸)は同じでも、解像度が大きければ大きいほどディスプレイ上のドットの数は増えることになるため、ディスプレイ上のサイズは大きく表示されます。

解像度比較

一方、ディスプレイ上のサイズ(ピクセル)は同じであっても、解像度が大きい方が小さく印刷されます。

画素数とは?dpiとは?解像度の基本を理解しよう まとめ

Web用の画像は基本印刷物には使用できないと思っておいて良いでしょう。印刷すれば画像が荒くなってしまい、印刷物全体のクオリティにも影響しますので注意してください。

印刷用に撮影するときはデジカメの解像度設定を確認したり、予め高解像度の写真を手にいれておいた方が何かと便利です。

一応Photoshopなどのレタッチソフトでも、解像度を上げたり下げたりすることは可能です。

しかし、解像度を下げる分には問題ありませんが、解像度を上げる場合は印刷サイズが小さくなります。

印刷サイズを変えずに解像度を上げる場合、補完の機能により元のデータに無いピクセルを生成しますのでどうしても画像が劣化します。

再撮影や高解像度の画像を再購入するのも手間やコストがかかります。印刷物の制作に関わる場合は、ぜひこの点を注意しましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
売り上げUPプロモーション
売り上げUPプロモーション

年間3,000件超の紙媒体・印刷物を制作している弊社が培ってきたノウハウ全てをもって、紙媒体(パンフレット・小冊子・ポスター・DMなど)による販売促進を、弊社ディレクターがサポートいたします。

今なら、無料相談を実施しております。まずはお気軽にご相談ください。

無料相談はこちらから