優れたデザインのチラシ、パンフレットが顧客に与える3つの効果

優れたデザインのチラシ、パンフレットが顧客に与える3つの効果

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印刷デザインにお金と時間をかける必要性

普段私たちが目にしている情報は、あるターゲットに対して、何らかの意図を持ってデザインされたものばかりです。町中で見かける看板や雑誌広告も同じように、意図があって作られています。

ところが、たとえ大手の広告であっても、全てのデザインに私たちの目が向くわけではありませんし、内容やキャッチコピーを覚えているわけでもありません。

そのため、「本当に、デザインにお金や時間をかける必要あるかな~。」と思う方もいるでしょう。しかし、これは非常にもったいない疑いです。

なぜなら、優れたデザインには、人に与える3つの効果があるからです。今回は、優れたデザインが見る人にどのような影響を与えるのか、優れたデザインの3つの効果というお話をしたいと思います。

優れたチラシ、パンフレットデザインが与える効果とは

チラシやパンフレットの優れたデザインは、表現するサービスや商品に良い印象を与え、的確な情報を伝えることができます。ここで言う優れたデザインとは、

1.インパクトがあるグラフィックで、思わず目に入ってしまうデザイン
2.的確で読みやすい文字配置、タイポグラフィにより情報が伝わりやすいデザイン
3.何をすれば良いか、どうすればメリットが得られるかがわかりやすいデザイン

何らかの商品説明をしたチラシであれば、この1→2→3の流れを追って、人は認識を深め、最終的に商品販売や認知拡大に繋がります。

仮に、直接的な売上効果に繋がらなかったとしても、優れたデザインは顧客への信頼を向上させ、競合に対する差別化の武器になります。

もちろん、表現する商品やサービスによって、1→2→3の難易度は変わります。

ここであなたに知ってもらいたいことは、この1→2→3がそれぞれ違う役割を持ったデザインであり、チラシやパンフレットに表現する際は、レイヤードされて表現されているということです。

1→2→3をもう少し分解して、内容を理解してみましょう。

デザインが顧客に与える効果1.情報認識

「インパクトがあるグラフィックで、思わず目に入ってしまうデザイン」

平面の印刷で表現するデザインには、限界があります。特に、A3、A4、B4、B5と大きさが決まっているチラシやパンフレット等の印刷物は、デザインの幅が極端に限られてしまいます。

そこで、デザインの第一印象で見つけられる、手に取ってもらう、何らかの良い感情を持ってもらうことが重要になります。

教育機器編集委員会による著書「産業教育機器システム便覧」によると、人間は外部情報の83.0%を視覚、11.0%を聴覚、3.5%を臭覚、1.5%を触覚、1.0%を味覚から得ると記されています。

もちろん、それだけ視覚情報が重要だと言いたいものなのですが、脳科学が発達していない1972年の著書なので、真偽の程は不明です。

また、心理学的にも第一印象の重要性を説明するメラビアンの法則というものがあります。

世の中にあるたくさんの情報の中から、表現手法が限られた平面印刷の中で、「おっ、なんだこれ?」と思わせるためには、それなりのデザインが必要になるということです。

メラビアンの法則とは

メラビアンの法則とは、心理学者アルバート・メラビアンの実験結果に基づく法則のことで、人がある情報に対して判断をする際に、言語情報(言葉の内容や意味など)、聴覚情報(声の大きさやトーンなど)、視覚情報(表情や仕草など)のどれを判断基準にするかを示したものです。

実験では、視覚情報が55% 、聴覚情報が38%、言語情報が7%の順に優先的な判断をするとわかりました。つまり、人は情報の判断に、視覚情報を重要視していると言えます。

デザインが顧客に与える効果2.情報収集

「的確で読みやすい文字配置、タイポグラフィにより情報が伝わりやすいデザイン」

人は、情報を認識したあと、その情報を収集する作業に入ります。チラシやパンフレット等では、見た目で存在を認識させる手段がグラフィックですが、その後、文字情報で補足し、さらに細かな内容を伝えなければいけません。

文字情報は、長ければ長いほど情報量を詰め込めますが、読まれる可能性が低くなります。逆に、短ければグラフィック同様、イメージが残りやすくなりますが、情報量は少なくなります。

要は、上手なキャッチコピーと適切な文字量、そして、適切に情報を伝えるコンパクトでわかりやすい文章表現が必要になるわけです。

これらの情報を伝え、収集させるためのデザインを適切に行うことで、ようやくチラシやパンフレットとしての存在意義ができあがります。

文章を読まれやすくするためのテクニックは、以下をご参考に。

参考:
印刷物で意識する読みやすい文章を作る4つの法則

デザインが顧客に与える効果3.情報出力

「何をすれば良いか、どうすればメリットが得られるかがわかりやすいデザイン」

興味があり、情報収集を行った時にわかることがあります。それは、自分にとってメリットがあるか否か、ということです。

チラシやパンフレットのデザインは、情報認識をして、情報収集をした段階で、ある程度の役割を終えます。ただし、メリットがあると判断した人のために、しっかりとした出口を作ってあげる必要があります。

お店を訪ねて欲しい、電話をかけて欲しい、メールを送って欲しい、WEBサイトを見て欲しい、名前を覚えて欲しいなど、何を伝えたいかは異なりますが、デザインは背中を押してあげる効果を生み出します。

・選挙のチラシ→顔と名前を覚えてもらいたい
・お店のチラシ→店舗名と住所を知ってもらいたい
・WEBサイトのチラシ→WEBサイトのアクセス方法
・キャンペーンのチラシ→メールアドレスと記載内容
など

もし仮に、電話をかけさせたいなら、「お電話でのご相談は無料!フリーダイヤル0120-xxx-xxxxまで」とわかりやすく書かれなければいけません。

最終目的を的確に、わかりやすくデザインに盛り込まなければ、次のアクションには繋がりづらいでしょう。

人が行動に移るということは、「◯◯した方がメリットが得られる」「◯◯しないとデメリットになってしまう」という認識からです。つまり、得た情報を何らかの形で出力するための行為です。

最後にターゲットにアクションをしてもらいたいなら、必ず以下の内容を押さえてください。

参考:
売れるチラシ、来店促進するチラシを作る10の要素とは

優れたデザインのチラシ、パンフレットが顧客に与える効果まとめ

チラシやパンフレット等の優れたデザインが、見る人に与える3つの効果は、連続した効果であり、決してバラバラではありません。

また、デザインの3つの効果には順番があり、この順番が変わってしまうこともありません。

たとえば1つ目の情報認識の効果では、グラフィックの第一印象でインパクトを与えなければいけないというお話をしました。

仮に、ある会社の商品チラシを初めて見た時に、あなたはその会社が良さそうな会社かどうかを必ず頭にイメージするでしょう。

そしてあなたの判断基準で、商品チラシがあまりにも酷い見た目だと思った場合、次の情報収集に至らないかもしれません。

人によって判断基準のハードルは違いますが、優れたデザインであるほど、より多くの人のハードルを超えることはお分かりになるでしょう。次の情報収集もそうですし、情報出力も同じです。

前述した通り、表現する商品やサービスによって、情報認識→情報収集→情報出力の難易度は変わりますが、優れたデザインの重要性は変わりません。

「異性とお付き合いするなら見た目よりも性格重視!」と言っても、基本的な容姿の最初のハードル(判断基準)は誰にでもあるんです……。人間ですから……。

ハードルを超えるためのデザインの重要性を理解して、チラシやパンフレットを使った販促活動などに挑みましょう。

チラシには、デザイン以外にも販促に役立つ重要な要素があります。以下も参考にしてください。

参考:
チラシの広告効果を何倍にもする3つの基本ポイント

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