費用対効果は?紙広告とインターネット広告の簡単比較

費用対効果は?紙広告とインターネット広告の簡単比較

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費用対効果が高いのは紙広告?インターネット広告?

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参考:
20余年間の広告費推移をグラフ化してみる(上)…4マス+ネット動向編(特定サービス産業動態統計調査)(2015年)(最新) – ガベージニュース

以前にもご紹介したこちらのグラフですが、インターネット広告が伸びて、4マス広告が減少傾向にあることがわかります。

そして、販促全般にあたるプロモーションメディア広告の割合が50%を超えています。

プロモーションメディア広告とは、セールスプロモーション広告のことを言います。つまり、以下の販促活動のことです。

・屋外広告
・交通広告
・折込チラシ
・DM
・フリーペーパー
・POP
・電話帳広告
・展示・映像・他

日本の広告費50%を占めるプロモーションメディアとは?

このプロモーションメディア広告の中でも、昔から馴染み深いチラシやDM、フリーペーパーなど、比較的自由に文字やデザインを配置できる紙広告は、広告費6兆円のうち20%近くを占めています。

電通調べでは、インターネット広告は17%程なので、広告費としては同程度と言って良いでしょう。

インターネット広告費は急速に伸びていますが、その理由は、費用対効果が高いためだと言われています。

では、従来の紙広告と比べて、費用対効果にどのような違いがあるのか、4つの比較をしてみましょう。

紙広告とネット広告の比較1.需要へのリーチ

需要へのリーチとは、商品ニーズを持っている見込み顧客に対して、どれだけ効率的に情報が届けられているかです。

折込チラシやフリーペーパー広告などは、特定の地域に対して配布する広告手法です。そのため、ニーズがある見込み顧客にだけ絞り込んでリーチすることは難しいでしょう。

一方、インターネット広告は、「自動車保険 見積り」などの検索キーワードによって広告を出しているため、ニーズがある見込み顧客だけにリーチします。

さらに、リスティング広告であれば、クリックで広告費が課金されるため、商品ニーズが高い顧客の集客に対してのみ、広告費を払うことができます。

ただし、これはニーズが顕在化している見込み顧客に対してのみ有効です。紙広告の場合、暇つぶしに見ることで、潜在ニーズが顕在ニーズに変わることもあります。

紙広告とネット広告の比較2.効果測定

インターネット広告が急速に伸びているのは、この部分が要因の1つです。

折込チラシやフリーペーパー広告が、見込み顧客のアクションを追うためには、クーポンをつけたり、専用のフリーダイヤルを用意するなどの工夫が必要です。

一方、インターネット広告では、リスティング広告を使ったり、誘導したサイトにアクセス解析を設置しておくことで、広告費に対して、何件の資料請求があったのか、問い合わせがあったのか、商品販売単価がいくらなのかなどが、比較的簡単にわかります。

また、見込み顧客がどんなキーワードで検索をしたのか、どんなキーワードで顧客が商品購入をしたのかということまでわかるため、効果測定ができるとともに、広告の改善ポイントも見えやすくなっています。

紙広告とネット広告の比較3.広告改善

紙広告は、一度印刷してしまうと、その広告を変えるためにデザイン修正、再印刷というコストがかかります。フリーペーパー広告などの紙媒体への広告の場合、再度広告出稿しなければいけません。

さらに、チラシで1週間程度かかりますし、雑誌への出稿の場合、発行日によっては1ヶ月、2ヶ月かかることもあります。

インターネット広告の場合、リスティング広告なら、手元で設定を変更するだけなので、基本的に費用はかかりませんし、変更もその日のうちに行うことができます。

ただし、インターネット広告の場合、広告自体に改善費用が発生しなくても、誘導先のサイトに改善が発生する場合があります。

インターネット広告は、最終アクションのほとんどがインターネット上で行われます。問い合わせであれ、資料請求であれ、商品購入であれ、改善が必要な場合は、修正費用がかかります。

さらに、紙広告と違い、顧客が誘導されたサイトに詳細情報があるため、ユーザーのアクション率が悪ければ、デザインや打ち出し修正に費用がかかります。

そのため、紙広告よりも費用がかかってしまう場合もあります。

紙広告とネット広告の比較4.費用対効果

まず大前提として、紙広告のターゲットは商圏が狭く、来客が目的だとしましょう。ネット広告のターゲットは、商圏が広く、資料請求や商品購買が目的だとしましょう。

仮に、30万円の広告費を使うと何ができるかを考えてみます。

紙広告の費用対効果

30万円の広告費の場合、約4万枚のチラシを刷り、新聞折込ができます。

たとえば、家族で行くような飲食店の場合、以下のような反響が期待できます。

仮に不特定多数向けの折込チラシを10,000枚配布した場合、反響は1人~30人ほど、つまり、折込チラシの反響目安は、0.01~0.3%程度と言われています。

折込チラシの反響率は?販促に必要な反響率の考え方

反響率が0.1%だとすると、40組の来店が期待できます。飲食店の場合、来店=顧客になるため、仮に家族3人での単価が3,000円だとすると、

40組×3,000円=120,000円ということになります。

インターネット広告の費用対効果

30万円の広告費の場合、リスティング広告でクリック単価が100円だとして、300人がビジネスセミナーの受講生を募集するためのサイトに誘導されたとします。

効率の良いサイトであれば、指名ワードでCVR(コンバージョンレート)が10%、一般ワードでCVRが1%が目安にです。

取扱商品が一般的なものであれば、購買率や資料請求は3人ということになり、ピンポイントのサービス名であれば、購買率や資料請求は30人ということになります。

コンバージョンレートの目安を考える時にまず検索ワードが「指名ワード」か「一般ワード」で分けて考えなければいけません。(※「指名ワード」とは企業名や商品名・サービス名等、その企業が独自で有しているキーワードの事を呼びます)

参考:
コンバージョン率の目安はどのくらい?通常1%。ブランドワードは10%!?


さて、紙広告とインターネット広告の費用対効果がこれでわかるでしょうか。同じものを比較しないとわからないというご意見はごもっとも。

でも、仮に上記の例で、紙広告、インターネット広告の取り扱い商材が逆だった場合、費用対効果が非常に悪くなることはわかるはずです。

ビジネスセミナーは、一般人からするとかなり絞りこまれたサービスです。そのため、近隣4万世帯に折込チラシを配布したところで、ほぼノーヒットでしょう。

飲食店をネットで調べるなら、食べログやホットペッパーを使った法が簡単に比較できます。ネット広告でピンポイントにターゲットを絞っても、そもそも利用数は多くないでしょう。

紙広告とインターネット広告の簡単比較まとめ

折込チラシやフリーペーパー広告などの紙広告、リスティング広告などのインターネット広告には、それぞれシチュエーションによって使い分けるべき特徴があります。

そのため、単純にどちらが優れていて、どちらが劣っているとは言えません。

ざっくり分けると、商圏が狭く、単価が安めで、誰もが利用するor顧客が多い商品やサービスの場合は、紙広告が向いているでしょう。

反対に、商圏が広く、単価が高めで、ターゲットが絞られる商品やサービスの場合は、インターネット広告が向いているでしょう。

もちろん、商売のやり方や商品の打ち出し方によっては、この限りではありませんし、両方同時に活用しても、費用対効果が合う場合もあります。

まずは目安として、それぞれの特徴を押さえてください。そして、トライ&エラーを繰り返してみてください。

世の中にあるほとんどの商売には、最適な広告のやり方と費用感があります。それを見つければ勝ちです。

ぜひ、自社にピッタリの広告手法を探して、工夫してみましょう。

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