魅力的な商品説明を書く5つのコツ

魅力的な商品説明を書く5つのコツ

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商品説明を魅力的にするには?

商売をしている方であれば、「商品の売上をもっともっと伸ばしたい」という思いは必ず持っています。

そこで、顧客を商品に惹きつけるために、広告や販促を使った戦略を考えます。

確かに商品の認知度を上げる行為やキャンペーンを行うことも重要ですが、魅力的な商品説明はできているでしょうか。

売上を伸ばしたいからといって、売り文句・煽り文句ばかり書いていたり、反対に、機械的な商品を説明していたりすると、商品の魅力が顧客に伝わりません。

商品の魅力をしっかりと顧客に届けるためには、魅力的な商品説明を書くためのコツがあります。

そこで、今回は、魅力的な商品説明を書くための5つのコツをお伝えしたいと思います。

商品説明のコツ1.6W2Hで商品の特徴を明確にする

商品説明で必要な情報をもれなく伝えるためには、「6W2H」を使って商品特徴を押さえましょう。

文章の基本である「5W1H」は、「What|何を」、「When|いつ」、「Where|どこで」、「Who|誰が」、「Why|なぜ」、「How|どのように」です。

商品説明では、これに2つのW「Whom|誰に」、「How much|いくらで」を付け加えます。

「6W2H」を使えば、過不足ない情報を伝えることができるため、顧客・見込み顧客に具体的な商品イメージをさせられます。

架空の「お一人様用洗濯機」を例にして、考えてみましょう。

What・・・ 一人分の洗濯物でもしっかり洗濯できる洗濯機を
When・・・ 2013年2月に発売
Where・・・ ✕✕系列の全国の家電量販店で
Who・・・ ◯◯社が製造
Why・・・ 一人暮らしが増える中、コインランドリーに行く時間のない人、少量の洗濯をしたいというニーズがあるが、既存のものは汚れ落ちが悪かった
How・・・ 一人暮らしの人に使ってもらい、使用者の声を集めるなど
Whom・・・ 少量でもちゃんと洗濯をしたい人
How much・・・ 1万2000円

「ちょこっと洗濯ハイパー」は、ちょっとの洗濯物でもしっかり強力に汚れを落としたい、一人暮らしのあなたのために開発された洗濯機です。

「洗濯物は溜めたくない。汚れた服だけさっと洗ってしまいたい。」しかし、従来の小型洗濯機は水量を選べず、汚れ落ちが悪い場合もよくありました。

たくさんの洗濯物をまとめてコインランドリーまで持っていくのは重労働ですし、ちょっと汚してしまった服だけ洗いたいという悩みは誰でも持っています。

ちょこっと洗濯ハイパーは、そんな悩みを解決するために生まれた、少水量調節までできる小型洗濯機です。

洗濯物1枚でも汚れ落ちは抜群で、水も節約。一人暮らしの数日分の衣服なら、まとめて洗濯もできます。

さらに、脱水と乾燥までできる設計。これ一台で洗濯の面倒くささから開放されるんです。

安心の◯◯社製、メーカー保証期間も3年間あるため、長期間使い続けられます。お値段は1万2000円、全国の✕✕系列の家電量販店で取り扱っています。

商品説明のコツ2.メリット・デメリットを書く

当たり前のことですが、商品の魅力を伝えるために、商品のメリットを書きましょう。

商品のメリットから、その商品を購入することで顧客の状況が良くなる「before・after」を明確にすると、「商品を使うことで幸せになる未来の自分」を想像しやすくなります。

商品説明で重要なことは、しっかりと比較検討していることを顧客・見込み顧客が認識できることです。

そのため、メリットだけを書くと、売り込み色が強くなってしまいます。

そこで、単純にデメリットを紹介するのではなく、メリットと共にデメリット+その対処方法や、注意点としてデメリットを伝えるのがコツです。

「◯◯になってしまいますが、✕✕なので大きな問題はありません。」
「◯◯な使い方をすると、✕✕することがあるため、ご注意ください。」

のように書くと良いでしょう。

「デメリット」を書くことで、悪い情報を知り、それを納得して購入に至るというプロセスができます。

デメリットに納得して購入する顧客、デメリットとメリットを比較して購入する顧客からはクレームは起こりにくく、結果として、正しいターゲットに商品を提供できます。

商品説明のコツ3.専門用語を使わない

ターゲットを意識した上で、専門用語はなるべく使わない商品説明を書きましょう。

医者が患者に病状を説明する際、カルテに書かれた難しい医療用語は使わず、噛み砕いてわかりやすい表現で症状を伝えます(が望ましい)。

患者は医療の専門家ではないため、専門用語を使うとイメージが伝わりづらく、不安を与えてしまうでしょう。

これは、商品購入にも同じことが言えます。顧客は専門知識を持っていない前提で、商品説明を書かなければいけません。

自分が使い慣れている言葉が「専門用語」だというのは、気づきにくいものです。

例えば、いくら素晴らしい技術をアピールしたくて、商品の製法名や工法名を全面に押し出しても、一般の人には良さが伝わりづらいでしょう。

もしも、製法、工法などの技術要素自体をアピールしたい場合は、それ自体にブランディングを行う努力が必要です。

例えば、家を建てる際の「2X4工法」は、詳しくは知らなくても、何となく聞き覚えがあります。

そのため、私たちは、「既存工法よりも優れた2X4工法により~~」と書かれていると、何となく良いイメージを持ちやすくなっています。

また、スペックや素材の説明では、表記の説明も加えましょう。例えば「◯◯㎡」ではなく「✕✕畳」といったように、身近な単位を複数使うことで、イメージしやすくします。

商品説明のコツ4.商品詳細をイメージさせる

「6W2H」、「メリット・デメリット」「専門用語を使わない」だけでも、商品は想像しやすくなりますが、さらに表現に気をつけてみましょう。

商品説明文を読んだだけで商品をイメージできるように、商品背景や使用シーンを明確に表現します。

写真を見て分かる程度の文章であれば、その文章は必要ではありません。

顧客が明確に商品をイメージするためには、やはり商品自体を使いながら、感じることをそのまま文章に表現した方が良いでしょう。

実際に、商品を使いながら文章を書くと、その商品の魅力を改めて理解しながら、説得力のある説明を書くことができます。

例えば、架空の「匠の刃物シリーズ 手作りばさみ」があります。

刃渡りは12cmと大型のハサミですが、女性の小さな手でも力が入りやすいように、人間工学に基づいた商品設計で作られています。

人の手の形にうまく馴染む持ち手は薄さを追求しているため、従来のハサミよりも80グラムも軽く、長時間使っても疲れません。

漆黒の表面にはフッ素加工が施してあり、ボンドで塗り合わせた紙や、ガムテープなどでもなめらかにハサミを開閉でき、一回も引っかかることなく簡単に切断できます。

本来は、キャンパスシートやテント生地などの厚い布地をカットするために内装業者さまが使う職人手作り・プロ仕様の高級バサミでしたが、大量生産に成功したため、一般のご家庭でもご利用いただけるようになりました。

このように、具体的な数値を入れつつ、どのような状況でどう使えるのか書くことで、使っているところをイメージしやすくなります。

商品説明のコツ5.可読性、視認性、判読性に気をつける

いくらかっこ良いフォント、気に入っているフォントを使いたいからといって、読みやすさ、わかりやすさを犠牲にしては意味がありません。

以前からお伝えしている「可読性」「視認性」「判読性」に気をつけて、商品説明をわかりやすく表現しましょう。

可読性とは

可読性とは、読みやすさの度合いを示しており、文字として認識できるかどうかのことです。

文字として認識するとは、パッとその文字列を見たときに、理解しやすいこと、正確に早く読めること、疲労を感じないことの3つが必要です。

可読性を高めるためには、字体が重要です。画数の多い漢字が並ぶと読みにくくなるので、ひらがなをベースに、適度に漢字を交えた文章を書きましょう。

例)
・てきどにかんじをまじえたぶんしょうをかきましょう。
・適度に漢字をまじえた文章を書きましょう。

視認性とは

視認性とは、文字の見えやすさの度合いを示すもので、見た瞬間に文字と認識できるかどうかのことです。

たとえば、緑の紙に青い文字、白い紙に黄色の文字を書いても、文字として認識が難しくなります。この場合、視認性は低いということになります。

字体でも、場合によって読みやすさが変わります。代表的な字体である明朝体とゴシック体では、一般的に、明朝体を使ったほうが、文字にリズムが出て視認性が増します。

判読性とは

判読性とは、文章のわかりやすさの度合いを示すもので、誤読をさせず、正確に文章の意味が伝わるかどうかのことです。

たとえば専門用語や、横文字ばかりを使った文章は、非常に意味がわかりづらく、判読性が下がります。

O(英語のオー)と0(数字のゼロ)、I(英語の大文字のアイ)とl(英語の小文字のエル)など、紛らわしい文字は判読性が悪いということになります。

判読性を良くするために作られたUDフォント(ユニバーサルデザインフォント)を使うなどの工夫をしましょう。

参考:
文章の読みやすさを決める可読性、視認性、判読性とは

商品説明を書く5つのコツまとめ

魅力的な商品説明を書くためには「顧客の立場にたち、明確にイメージさせること」が必要です。

「顧客の立場にたつ」だけでは意味がなく、そこで「見えたもの」や「気づいたこと」を文章に反映させることで、明確にイメージできる工夫をします。

もちろん、商品説明であるため、文字が小さい、文章が長い、売り込みばかり、という顧客を無視した表現はNGです。

分かりやすい、読みやすい文章で、メリットとデメリットを示した上で、その商品を使用しているイメージを明確に持たせます。

商品説明の文面は顧客に対して一方的な説明になりがちです。顧客の疑問や不安などを解消するためには、対面で商品説明をする以上の気配り、気遣いが求められます。

今回ご紹介した5つのコツを踏まえて商品説明を書くことで、顧客に信頼され、商品の魅力を明確に伝えられる文章を心がけましょう。

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