企業が知るべきセミナー、講演会、研修の違いとは

企業が知るべきセミナー、講演会、研修の違いとは

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近年増えてきたセミナー、講演会、研修

セミナー、講演会、研修と聞くと、少し前までは、経営コンサルタントや営業コンサルタントなどの、コンサルタント会社が行っているものという認識がありました。

もちろん今でもそうなのですが、近年は、コンサルタント業ではない企業でも、セミナー、講演会、研修を頻繁に行うようになっています。

特に、関東に住んでいるビジネスパーソンであれば、これまで、セミナー、講演会、研修に参加した経験を持つ方も多いでしょう。

さて、あなたは、セミナー、講演会、研修の違いをおわかりでしょうか。また、それぞれがどのように企業で活用されているかご存知でしょうか。

今回は、意外と知らないセミナー、講演会、研修の違いをお伝えしたいと思います。

これまでのセミナー、講演会、研修

経営コンサルタントや営業コンサルタントは、知識と経験を武器にした労働集約型の職業です。

そのため、売上のパイが決まってしまいます。それを補うために、セミナー、講演会、研修を行います。

一般的なセミナー、講演会、研修の共通点は、数名から数十名、多いものになると百人以上の前で話をすることで、その対価を得るというものです。ただし、それぞれの意味は異なります。

たとえば、講演会として人前で話をする場合、時間は1時間~2時間程度で得られる講演料は10万円~程が目安です。講演をする講師は、ほとんどが依頼を受けた外部の方が登壇して話しをすることになります。

一方、研修は、2時間~でおよそ20万円~が講師料の目安です。研修の場合も話者は講師と呼ぶことが一般的です。こちらは、研修主催者が人前で話すことが多いでしょう。

また、セミナーは、コンサルタント業においては講演会と同じような意味で使われることが多いでしょう。

では、セミナー、講演会、研修の意味をもう少し、掘り下げてみます。

セミナーとは

セミナーとは、ドイツ語でゼミナール、つまり大学のゼミと語源は同じです。

ゼミナールは、大学において、小人数の学生が教師の指導の下、研究発表や討論を行う形式の授業、または、討論をまじえた講習会のことを言います。

つまり、この意味に則ると、セミナーとは勉強や研究をし、討論を行う会ということです。勉強会、研究会、討論会と言い換えることもできます。

ゼミナールの特性から考えると、勉強や研究は自由参加です。つまり、自ら勉強や研究をし、何かを身につけたい方が参加しているものだといえます。

講演会とは

講演会を国語辞典で調べると、「大ぜいの人に向かって、ある題目に従って話をすること。また、その話。」という意味があります。

つまり、講演会とは、あるお題目を話すことができる講師を招き、多くの参加者に対して演説することを指します。

ちなみに、講演会は勉強、研究、討論を行う場ではないため、題材には縛りがありません。

セミナー=講習会の場合は「習う」が含まれるため、学術、技術的な題材に限定されます。そのため、講習会は話の内容を体系立てて、参加者を理解させなければいけません。

研修とは

研修は、みがいておさめる、と書きます。研修を国語辞典で調べると、「職務上必要とされる知識や技能を高めるために、ある期間特別に勉強や実習をすること。また、そのために行われる講習。」という意味があります。

職務上必要とされる知識や技能なので、研修は仕事で必要な知識や技術を身につけるための会ということになります。

つまり研修は、仕事を行っていくために、半ば強制的に参加しなければいけない会という位置づけです。

セミナー、講演会、研修の違い

さて、セミナー、講演会、研修の特徴がわかると、それぞれの印象が明確になるはずです。

より簡単な言葉で説明をすると、以下のようになります。

セミナーは、自分の意思で参加する勉強会の意味合いが強く、新しい技術や知識などのスキルアップを図る目的で行われる会のことです。

セミナー講師は、専門知識を持った技術要素の高い講師、または、専門知識の伝導役が行い、実技よりも、理論的な内容を参加者に一方的に話し、参加者は学びを得ます。

講演会も自分の意思で参加する会ですが、セミナーに比べると、スキルアップ要素や専門性が薄く、参加者は何かを教わるというよりも、テーマに対して興味関心があり、参加意義を感じます。

そのため、講演の講師役は知名度を伴なっていることも重要で、より話術が長けている方が向いていると言えるでしょう。

研修は、職務上必要な知識や技術を身につけなければいけないため、企業の意思、上司の命令など、自分以外の意思を伴なって参加することが多い会です。

研修講師も、専門知識や専門技術を持った方が務めることがほとんどですが、セミナー講師が一方的な話であることに対して、研修講師は教育や実技指導など、参加者の理解が必要になります。

セミナー、講演、研修の活用方法

セミナー、講演、研修の意味はわかりましたが、企業はこれをどのように事業に活用しているのでしょうか。

企業ビジネスのセミナー活用法

セミナーは、2ステップマーケティングに活用されることが多い方法です。

セミナーの主催者は、ある専門知識や専門技術を持った企業であることが多いでしょう。

専門知識や専門技術をフィルターとして参加者を集めてセミナーを行うことで、講師をプロフェッショナルだと認識をさせ、参加者を見込み顧客に変えます。

つまりセミナーは、フロントエンド商品になります。

参考:
販促の超基本!2ステップマーケティングのメリットデメリット

企業ビジネスの講演会活用法

講演会は、ブランディングに活用されることが多い方法です。

高い専門知識と話術を持った方であれば、講師としての売り込みが可能です。そのため、企業が講師を用立てる場合は、専門知識を伴うビジネス展開のための権威に仕立てることを目的とします。

また、企業が講演会を主催する場合は、講演内容に関係がある商品知名度を上げたり、副次的な収益を上げるためです。

たとえば、大学の講演会、出版社の講演会は知名度のある講師を呼び、新しい本の宣伝を行ったり、大学の知名度をあげるために行われます。

企業ビジネスの研修活用法

研修は、企業に対する教育ビジネスとして活用されることが多い方法です。

たとえば、営業コンサルタント会社が、数日間の営業研修を相手方の企業に実施するBtoBビジネスなどがあります。

営業のノウハウを学ばなければいけない、接客技術を学ばなければいけない、パソコンの操作法を学ばなければいけないなど、業務の核となる知識や技術を集中的にノウハウとして提供することを商品とします。

セミナー、講演会、研修の違いまとめ

セミナー、講演会、研修は、その特性を知っておくと、自社の新しいビジネスモデル、または既存ビジネスのサブ要素として、うまく活用できます。

特に、私がおすすめしたいのは、セミナー開催です。

小規模セミナーであれば、ほぼすべての業種がセミナーを開催できます。

というよりも、プロフェッショナルとしてお金を頂いて商売をしているならば、セミナーは開催すべきだと考えています。

次回は、全ての企業がセミナーを開催した方が良い理由をお伝えしたいと思います。

参考:
全ての企業が自社セミナーを開催すべき3つの理由

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